工法紹介

ダンビー工法(中・大口径管渠更生工法)

硬質塩化ビニル製の帯板(ストリップ)を既設管の内側に密着させながら、結合材(ジョイナー)を使ってスパイラル状に製管します。こうして作られたストリップ管と既設管との隙間に、施工性に優れ、高強度な裏込材を充填し、既設管・裏込材・ストリップ管の3つが一体化した複合管を形成する工法です。

特徴

1.あらゆる断面形状に適用可能
2.管体強度の向上
3.耐震性の向上
4.屈曲、段差、曲がり部に対応
5.光ファイバーケーブルの布設も可能
6.流下性能の向上
7.ロングスパン施工が可能

適用 管径(mm) 円形 800mm~3,000mm
非円形 短辺800mm以上 長辺3000mm以下  
管種 鉄筋コンクリート管・鋼管・鐵管など
管の延長(m) 制限なし
断面形状 円形・馬蹄形・矩形など
管路条件   〈円形管の場合〉  
段差(100mm)・屈折角(6°)  
曲がり(曲率半径20m)・隙間(150mm)
供用中施工   水深40㎝以下かつ管径30%以内
流速1m/sec以下  
ダンビー工法
スペーサー取付
製管
充填材注入
施工前
施工後